前工業化期日本の農家経済 : 主体均衡と市場経済
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書誌事項
前工業化期日本の農家経済 : 主体均衡と市場経済
有斐閣, 2007.3
- タイトル別名
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Peasant household economies in pre-industrial Japan : subjective equilibrium and market economy
前工業化期日本の農家経済
- タイトル読み
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ゼン コウギョウカ キ ニホン ノ ノウカ ケイザイ : シュタイ キンコウ ト シジョウ ケイザイ
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注記
学位請求論文 (大阪大学) を基に大幅に加筆・修正したもの
参考文献: p263-293
内容説明・目次
内容説明
経済学と人類学双方の分析視角のもとに、人びとが家族構成の変動や市場の変化にどのように対応してきたのかを、その形成、成立、展開というダイナミズムで描く力作。
目次
- 序章 前工業化期日本の農家経済—主体均衡と市場経済
- 第1章 近世日本における農家経済の成立:近世前期の人口増加と「家」=直系家族の成立
- 第2章 小農家族経済論とチャヤーノフ理論:経済学と人類学の対話
- 第3章 近世日本の農家経済と世帯ライフサイクル:近世中期中部日本農村における耕作権移動と人口学的要因の相互連関
- 第4章 前工業化期日本の農家主体均衡:チャヤーノフ法則・副業就業化・小作化の相互連関
- 第5章 近世日本の農家経済と地主小作関係:幕末近畿農村における地主小作関係の展開と世帯ライフサイクル
- 第6章 近代日本の農家経済と地主小作関係:小作料率から見た長期的観察
- 第7章 農家経済とモラルエコノミー論:騒擾・村落・市場経済
- 第8章 数量経済史から見た幕末百姓一揆:1844〜1867年、プロト工業化・都市化・モラルエコノミー
- 第9章 過剰就業と農家主体均衡:小農家族経済から見た近世・近代日本農村経済
「BOOKデータベース」 より