大陪審団

著者

大陪審団

フィリップ・フリードマン [著] ; 赤尾秀子訳

（講談社文庫, [ふ-50-1], [ふ-50-2]）

講談社, 1999.10

内容説明

ＮＹチャイナタウンで、中国人老夫婦が大量のヘロイン所持の現行犯で逮捕される。公判を前に容疑者を起訴するかどうかを決める大陪審は紛糾した。なぜ警察は、地域の顔役である老人エンの家を急襲したのか。密告か、証拠捏造か？大陪審は被告人ふたりの出席を求めた。名匠フリードマンが贈る法廷サスペンス。

内容説明

大激論の末、ヘロイン密売の罪に問われた中国人夫妻の起訴が決まった。警察の不当逮捕という疑いを捨てきれないふたりの陪審員が、独自の真相究明に乗りだす。担当刑事の隠された秘密、警察内部の確執、チャイナタウンの勢力争い…。舞台はＮＹから香港・中国大陸へ。息をもつかせぬリーガル・サスペンス巨編。

「BOOKデータベース」より