侠客
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侠客
(角川文庫, 14638,
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2007.4
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キョウカク
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041323342
内容説明
夕立に煙る路上で六人の刺客に襲われた塚本伊織は、息子の伊太郎(のちの幡随院長兵衛)に「からつ」と言い残して死んだ。流浪の末に奉行先を得た二十歳の伊太郎は、父の死の謎を解いて敵を討つため、三千石の大身旗本、水野百助の援助で元唐津藩士だった茂平次を彦根に探し出す。そしてすべてを知ることになるが…。江戸一の“人いれ宿”を営む山脇宗右衛門の元に身を寄せる伊太郎。だが、その背後に刺客が迫る。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041323359
内容説明
女を凌辱加虐、諌める家臣は手打ちに暗殺。悪逆無道の唐津の城主、寺沢兵庫頭を急襲し、父の仇討ちを果たした塚本伊太郎は、“人いれ宿”の頭領となり、幡随院長兵衛と改名、“町奴”として江戸町民の信望を得る。一方、親友の水野百助は十郎左衛門と改め、“旗本奴”を率いてゆく。だが、しだいに“町奴”と“旗本奴”の対立が激化し、立場を分かつ二人の意に反した戦いが迫る。幡随院長兵衛の波瀾の生涯を描く時代長編。
「BOOKデータベース」 より