随筆三国志
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随筆三国志
(講談社文芸文庫)
講談社, 2007.5
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ズイヒツ サンゴクシ
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注記
年譜 日高昭二編: p236-247
著書目録: p248-250
内容説明・目次
内容説明
流行りの梁父吟が大好きな諸葛孔明は当時のアプレ・ゲール!強靭なレトリックと博覧強記で縦横に古典を論じ、同じく乱世の修羅にある現代の貌を浮き彫りにする花田流三国志論。戦争中に書かれた比類なき抵抗の書『復興期の精神』から最後の著作『日本のルネッサンス人』まで首尾一貫、転形期の人間像を描き続けた花田清輝が、三国志に託して今の世界を、さらに歴史の未来を透視する知的興奮に満ちた一冊。
目次
- 1 随筆三国志(蜀犬、日に吠ゆ;怪力乱神を語る;二桃、三士を殺す;処士横議;良禽は木を選ぶ;燕人燕語;儒生、時務を知らず;説三分;飲馬長城窟行;豆は釜中に在って泣く;烏に反哺の孝あり;撃壌歌)
- 2 ロカビリーと諸葛孔明他(ロカビリーと諸葛孔明;通俗三国志;大衆芸術論;説三分)
「BOOKデータベース」 より