脱植民地国家の現在 : ムスリム・アラブ圏を中心に
著者
書誌事項
脱植民地国家の現在 : ムスリム・アラブ圏を中心に
(りぶらりあ選書)
法政大学出版局, 2007.5
- タイトル別名
-
脱植民地国家の現在 : ムスリムアラブ圏を中心に
Portrait du décolonisé : arabo-musulman et de quelques autres
- タイトル読み
-
ダツ ショクミンチ コッカ ノ ゲンザイ : ムスリム・アラブケン オ チュウシン ニ
大学図書館所蔵 件 / 全122件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著あとがき付き改訂版の全訳
内容説明・目次
内容説明
長い苦しみの果てにやっと独立と自由を勝ち得た旧植民地は、その後どのように変化したか。独立国家は新しい市民を誕生させたが、彼らの生活は保障されるどころか支配層の専制と腐敗が市民を一層悲惨な状況に陥れている現実を冷静に見据え、怠慢をつづける新生国家の政治指導者と沈黙を守る知識人を厳しく批判しつつ、今日の「脱植民地人の肖像」を描き出す。自己の苦難の体験を通して、現代社会における差別と抑圧の問題を真摯に問うメンミの最新評論。
目次
- 新しい市民(大いなる幻滅;逆説的な貧困;腐敗;ペテン師と専制君主 ほか)
- 移民(二重に祝福された国外移住…;…そして二重の挫折;新しい両者の関係;ゲットー、避難所、袋小路 ほか)
「BOOKデータベース」 より