江戸の躾と子育て
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書誌事項
江戸の躾と子育て
(祥伝社新書, 068)
祥伝社, 2007.5
- タイトル読み
-
エド ノ シツケ ト コソダテ
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内容説明・目次
内容説明
江戸の人びとは「子は宝」といい、その誕生は親ばかりか、地域ぐるみで喜び、祝い、子を大切に育てようとした。また、生まれてくる前からの「胎教」にも熱心だった。江戸初期の儒学者・中江藤樹は正保四年(一六四七)、女性向けの教訓書『鑑草』を出版。その中で“子育ては胎教からはじまる”と書いている。江戸の若い母親たちは、子どもにさまざまなことをしつけようとした。遊びや食事、排泄、睡眠など基本的なことから教育まで、厳しくしつけた。また、江戸の育児は母親だけでなく、まわりの人びとが参加することが多かった。長屋暮らしでは、隣近所の人びとがなにくれとなく世話を焼く。活き活きとした江戸時代に、とっぷり浸ってください。
目次
- 第1章 江戸では、誰が子どもを育てたか(地域ぐるみで祝った誕生;子育てに熱心な親たち;子どもの躾の基本;「七五三」に注ぐ親の気持ち;捨て子と子おろし)
- 第2章 江戸の子どもは「遊び」の天才(正月の「遊び」;季節ごとの「遊び」;子どもたちが遊んだ玩具;絵双六の魅力と楽しさ)
- 第3章 江戸の子どもの教育事情(寺子屋の入門年齢はいくつ;独自な女子教育;寺子屋の教科書;子どもたちは、どんな本を読んだのか;武家の子が学習した「文武両道」;いたずらの仕置)
「BOOKデータベース」 より