旅の地中海 : 古典文学周航
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旅の地中海 : 古典文学周航
(学術選書, 024)
京都大学学術出版会, 2007.6
- タイトル読み
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タビ ノ チチュウカイ : コテン ブンガク シュウコウ
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注記
翻訳と参考文献(抄): p323-328
内容説明・目次
内容説明
オリーブの木の生育する地中海は、ギリシア・ローマを中心とする古典文学の宝庫である。豊穣の海は、ホメロス、ウェルギリウスの叙事詩、悲劇や喜劇、ギリシア小説、さらに時代を下ってはドン・キホーテの物語と、さまざまな作品を生み出してきた。西洋古典文学に造詣の深い著者が各地を訪ね歩き、筆まかせに綴ったエッセー—それは他の追従を許さぬほど内容豊富な文学入門でもある。
目次
- 第1章 なぜアキレウスが—トロイア
- 第2章 オデュッセウスの涙—スケリエ島
- 第3章 目を潰すオイディプス—テバイ
- 第4章 紡ぎ出された都市—アテナイ
- 第5章 『アンドロメダ』異聞—アブデラ
- 第6章 『メデイア』その後—ローマ
- 第7章 アエネアス、逃げる—カルタゴ
- 第8章 手紙を書くカリロエ—シラクサ
- 第9章 ドン・キホーテのカタバシス—ラ・マンチャ
「BOOKデータベース」 より