遊びの道巡礼
著者
書誌事項
遊びの道巡礼
(ちくま文庫, [お-36-7] . 平身傾聴裏街道戦後史||ヘイシン ケイチョウ ウラカイドウ センゴシ)
筑摩書房, 2007.6
- タイトル別名
-
陰学探険
- タイトル読み
-
アソビ ノ ミチ ジュンレイ
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注記
「陰学探険」(創樹社 1972年4月刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
色町の、失われつつある情緒を求めて東海道から神戸まで。そして「遊びも芸のうち」、落語家・役者・幇間・にわか師…遊芸稼業人たちの色ざんげ。小沢昭一の、一連の放浪芸探索旅の出発点ともいうべき、その道のプロたちへのリスペクトあふれるインタビューを、同行した永六輔がまとめあげたもの。下巻は「遊びの道巡礼」。通読すれば、日本の戦後風俗のかたちがうかびあがってくる。
目次
- 1 東名神好色道路(湯の町情緒の面影いまいずこ—熱海;情が移れば本気になる困ったわたし—浜松;憎い仕打ちをうらまない柳ヶ瀬の夜の蝶—岐阜;しのぶ思いを振袖に淡く哀しい舞妓人生—京都;七色にキラリと光るVサインの奥—大阪;刺青に生きて七年間、彫師の皮膚芸術—神戸)
- 2 陰学寄席(年増と芸者に秘術つくして七十八年—桂文治(先々代);お医者ゴッコに始まって、七十五歳の海女サン相手まで—博多玄海;助平は嫌いだけれどド助平なら大好き—高屋朗未亡人;女を抱くのはお金を払うべきです—桜川ぴん助・美代鶴;頭蓋骨をポリポリかじるのが何よりの精力剤—一輪亭花咲;牛太郎もやりました 幇間もやりました—橘家円蔵(先代);昔は赤いものがチラチラするだけで大喜びしたのに…—天野豆子)
「BOOKデータベース」 より