痛みと怒り : 圧政を生き抜いた女性のオーラル・ヒストリー

著者

大阪外国語大学グローバル・ダイアログ研究会編

明石書店, 2006.3

大阪外国語大学グローバル・ダイアログ研究会代表: 武田佐知子

[非売品]は出版者に確認済み

基調講演　女たちが暴力の記憶の淵から立ち上がるとき
１　チリ（背景説明　チリ—軍事政権期までの道のり；語りとレスポンス　暴力と貧困に立ち向かう—軍政下のスラムを生きた女たち）
音楽の交感　イスパノアメリカの音楽—支配と差別の彼方に咲いた混血の花
２　インドネシア（背景説明　インドネシア１９６５年事件；語り　ゲルワニ活動家に対する軍の暴力に関する証言；レスポンス　淫らで残忍な女たち—インドネシア新秩序の反ゲルワニ・プロパガンダ；資料　女が政治囚になったとき）
３　南アフリカ共和国（背景説明　アパルトヘイトと日本—歴史認識の重要性；語り　過去からのスナップ写真—新しい未来を築くために、過去の痛みを認めること；レスポンス　さまざまな暴力の存在に気づき、反対の声を上げること—私たちの世代の責任とは）

「BOOKデータベース」より