敗者から見た関ケ原合戦
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敗者から見た関ケ原合戦
(新書y, 173)
洋泉社, 2007.5
- タイトル読み
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ハイシャ カラ ミタ セキガハラ カッセン
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注記
主な参考資料: p257-261
関ケ原合戦関係年表: p262-264
内容説明・目次
内容説明
西軍必勝の秘策は、関ヶ原現地にその証拠が遺されている。三成ら西軍は、事前に中山道、北国街道を封鎖し、自陣の前面に巨大な土塁や切岸・柵を築き、松尾山の山下には強力な陣城を築いて鉄壁の防御態勢を準備していた。徳川家康ら東軍は、関ヶ原に誘き出され、西軍のエジキになるはずだったのである。西軍には考え抜かれた作戦が存在し、実際、合戦の勝負は最後の最後までわからなかった。長年の現地遺構調査により、三成ら西軍の「一大作戦」の全貌を明らかにする。
目次
- 序章 敗軍の将・石田三成の通説的解釈は間違い
- 第1章 豊臣秀吉の不安と家康の野望
- 第2章 三成挙兵と全国諸大名の動向
- 第3章 東軍動く、戦いの焦点は岐阜・大垣城攻防へ
- 第4章 西軍布陣をめぐる多くの謎を検証する
- 第5章 小早川秀秋の動静と三成の「一大作戦」
- 第6章 息を呑む決戦・関ヶ原合戦
- 終章 歴史に埋もれた知将・三成の実像
「BOOKデータベース」 より