医療の限界
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書誌事項
医療の限界
(新潮新書, 218)
新潮社, 2007.6
- タイトル読み
-
イリョウ ノ ゲンカイ
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内容説明・目次
内容説明
日本人は死生観を失った。リスクのない治療はない。患者は消費者ではない—。医療の現場を崩壊させる、際限のない社会の「安心・安全」要求、科学を理解しない刑事司法のレトリック、コストとクオリティを無視した建前ばかりの行政制度など、さまざまな要因を、具体例とともに思想的見地まで掘り下げて論及する。いったい医療は誰のものか?日本の医療が直面する重大な選択肢を鋭く問う。
目次
- 第1章 死生観と医療の不確実性
- 第2章 無謬からの脱却
- 第3章 医療と司法
- 第4章 医療の現場で—虎の門病院での取り組み
- 第5章 医療における教育、評価、人事
- 第6章 公共財と通常財
- 第7章 医療崩壊を防げるか
「BOOKデータベース」 より