当世具足の兜の立て物 : そのデザインと機能

書誌事項

当世具足の兜の立て物 : そのデザインと機能

土井輝生著

雄山閣, 2007.5

タイトル読み

トウセイ グソク ノ カブト ノ タテモノ : ソノ デザイン ト キノウ

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内容説明・目次

内容説明

戦国時代から幕末にかけて数多く製作された、さまざまなスタイルの甲冑のなかでも、兜につけられた、前立て、脇立て、頭立て、後立て等の立て物に注目し、そのデザイン、ファッション性と機能について、実例を取り上げて、立て物自体が持ち合わせている合印(ID標識)として役割、ステイタス・シンボル、あるいは、祈願の対象としての意味を国内・海外の貴重な資料も参考にとりあげつつ、わかりやすく解説する。

目次

  • 信濃国清水寺の古式「鍬形」(くわがた)とそのデザインの影響
  • 復古調の大円山星兜につけた「長鍬形」(ながくわがた)の前立て
  • 『集古十種』の「武田信玄前立物図」による獅噛(しかみ)の前立て
  • 不動明王の変化身「倶利迦羅龍王」(くりからりゅうおう)の前立て
  • 国芳の版画に描かれた「飛龍」(ひりゅう)の前立てとその実例
  • 兜の装飾として用いられた「向鉢巻」(むこうはちまき)のデザイン
  • 不動明王とともに渡来した「火焔」(くわえん)を表した前立て
  • 軍陣の指揮具「采配」(さいはい)を模した前立て
  • 山岳宗教の修験道にゆらいする「烏天狗」(からすてんぐ)の前立て
  • 山岳修行者が持つ「錫杖」(しゃくじょう)を模した前立てと頭立て〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82233183
  • ISBN
    • 9784639019848
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 329p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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