木下恵介の世界 : 愛の痛みの美学
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木下恵介の世界 : 愛の痛みの美学
人文書院, 2007.5
- タイトル読み
-
キノシタ ケイスケ ノ セカイ : アイ ノ イタミ ノ ビガク
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注記
木下恵介監督作品一覧: p232-239
参考資料: p240-242
内容説明・目次
内容説明
「二十四の瞳」「カルメン故郷に帰る」「喜びも悲しみも幾歳月」などの作品で知られ、戦後の日本映画黄金期を代表する巨匠、木下恵介。木下監督が描いた、人間の絆とは、無償の愛とは、一体どのようなものであったか。その作品を詳細にたどりながら、監督の稀有な才能の軌跡と、失われつつある昭和の風景をよみがえらせる。
目次
- 第1章 映画監督・木下恵介の誕生—『花咲く港』と『陸軍』
- 第2章 高原をわたる風と雲—『わが恋せし乙女』そして『不死鳥』『新釈四谷怪談』
- 第3章 二つの喜劇—『お嬢さん乾杯』と『破れ太鼓』
- 第4章 女優・高峰秀子との出会い—『カルメン故郷に帰る』と『カルメン純情す』
- 第5章 抒情と郷愁—『二十四の瞳』と『野菊の如き君なりき』
- 第6章 女たちの闘い—『日本の悲劇』と『女の園』
- 第7章 少年たちの光と影—『少年期』『海の花火』『夕やけ雲』そして『惜春鳥』
- 第8章 歳月を越える愛と信頼—『喜びも悲しみも幾歳月』と『二人で歩いた幾春秋』
- 第9章 とこしえに母であること—『楢山節考』と『笛吹川』
- 第10章 近き隣人は愛せない—『永遠の人』と『風花』『死闘の伝説』
- 第11章 未完の約束—『衝動殺人 息子よ』『この子を残して』そして『戦場の固き約束』
「BOOKデータベース」 より