とげ抜き : 新巣鴨地蔵縁起
著者
書誌事項
とげ抜き : 新巣鴨地蔵縁起
講談社, 2007.6
- タイトル別名
-
Togenuki : shin sugamo jizōengi
とげ抜き新巣鴨地蔵縁起
- タイトル読み
-
トゲヌキ : シン スガモ ジゾウ エンギ
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内容説明・目次
内容説明
この苦が、あの苦が、すべて抜けていきますように。「群像」連載時より大反響の長篇詩遂に刊行。
目次
- 伊藤日本に帰り、絶体絶命に陥る事
- 母に連れられて、岩の坂から巣鴨に向かう事
- 渡海して、桃を投げつつよもつひら坂を越える事
- 投げつけた桃は腐り、伊藤は獣心を取り戻す事
- 人外の瘴気いよいよ強く、白昼地蔵に出遇う事
- 道行きして、病者ゆやゆよんと湯田温泉に詣でる事
- 舌切らず、雀は婆を追い遣る事
- 梅雨明けず、母は断末魔に四苦八苦する事
- ポータラカ西を向き、粛々と咲いて萎む事
- 鵜飼に往来の利益を聴きとる事
- 耳よ。おぬしは聴くべし。溲瓶のなかの音のさびしさを。の事
- 秋晴れに浦島の煙立ち昇る事
- 瘤とり終いに鬼に遇い、雀の信女は群れ集う事
- 伊藤ふたたび絶体絶命、子ゆえの闇をした走る事
- とげ抜きの信女絶望に駆られて夫を襲う事
- 良い死に方悪い死に方、詩人は死を凝視める事
- 伊藤病んで、鳥花に変じ、巨木はべつに何にも変わらぬ事
「BOOKデータベース」 より