裸婦の中の裸婦
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裸婦の中の裸婦
(河出文庫)
河出書房新社, 2007.4
- タイトル読み
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ラフ ノ ナカ ノ ラフ
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内容説明・目次
内容説明
「裸婦の中のもっともすぐれた裸婦、えらび抜かれた裸婦」をめぐつて交わされる十二の対話。作品にまつわる伝説や隠された意味が自由に語られる中で、次第に「見る」という行為の意味が明らかになってくる。バルチュス、ベラスケス、クラナッハ、百武兼行、デルヴォーなど、古今東西の芸術作品を独自のスタイルで読み解く美術講義。
目次
- 幼虫としての女—バルチュス スカーフを持つ裸婦
- エレガントな女—ルーカス・クラナッハ ウェヌスとアモル
- 臈たけた女—ブロンツィーノ 愛と時のアレゴリー
- 水浴する女—フェリックス・ヴァロットン 女と海
- うしろ向きの女—ベラスケス 鏡を見るウェヌス
- 痩せっぽちの女—百武兼行 裸婦
- ロココの女—ワットー パリスの審判
- デカダンな女—ヘルムート・ニュートン 裸婦
- 両性具有の女—眠るヘルマフロディトス
- 夢のなかの女—デルヴォー 民衆の声
- 美少年としての女—四谷シモン 少女の人形
- さまざまな女たち—アングル トルコ風呂
「BOOKデータベース」 より