松波勘十郎捜索
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松波勘十郎捜索
平凡社, 2007.6
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マツナミ カンジュウロウ ソウサク
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注記
『茨城県史研究』に「松波勘十郎捜索」 (1974年-1995年 26回) と題して連載した論文
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784582468113
内容説明
宝永年間、水戸の藩政改革を主導、領民の激しい抵抗にあい挫折、その後、水戸藩によって獄死させられた松浪勘十郎。この人物は実は、西は備後・三次藩、東は奥州・棚倉藩まで、複数の大名・旗本領の財政改革を請け負っていた。支配の側の歴史隠蔽を突き破り、呼びかけに応える多くの研究者の協力を力として、史料の発見、再発見、再検討が、近世史の新しい問題領域をつぎつぎに拓いていく。20年を超えて書き継がれた伝説的連載論文の待望の単行本化。上下2巻。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784582468120
内容説明
ついにつきとめられた松波の出自。俳人として有名な鬼貫はじめ、松波類似のものたちの存在。藩の機構を変更させて組んだ改革委員会を指揮し、松波がうちだすいくつもの改革手法。つぎつぎ明らかになる松波の事績を積み重ね、いよいよ水戸藩政改革の中軸、運河開削事業にメスが入れられる。先行研究を紹介・検証しつつ、事業の技術的・経済的・社会的条件を探り、事業の全貌に迫るとき、捜索はさらに多方向に坑道を掘り進む。
「BOOKデータベース」 より