久美のいちばん星
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久美のいちばん星
(文学の扉, 26)
金の星社, 1986.5
- タイトル読み
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クミ ノ イチバンボシ
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内容説明・目次
内容説明
窓ごしに、遠く南の岬の灯がともる。毎夕、久美は、そのいちばん最初の光を見届ける。灯光のきらめきは、長い間、病気で、療養生活をおくる久美のなぐさめだった。友だちのように中学受験もできない。風邪をおそれて、外出もできない。ひとりぼっちの部屋で、久美は声の便りをテープにふきこみ、灯台へ送った。やがて灯台に住む少年から、待ちに待った返信のテープが届いた—。
「BOOKデータベース」 より