中国四千年数学ミステリー : パラドクスとファジィ
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書誌事項
中国四千年数学ミステリー : パラドクスとファジィ
(世界数学遺産ミステリー, 3)
黎明書房, 2007.7
- タイトル読み
-
チュウゴク ヨンセンネン スウガク ミステリー : パラドクス ト ファジィ
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内容説明・目次
内容説明
中国古代の春秋戦国時代や三国時代に誕生し、発展した論理や詭弁、戦略や戦術などを三須照利教授が探る中国四千年の数学の旅。
目次
- 第1章 竜馬と神亀の謎とパズル(東方の二大文化—古代中国数学のレベル;魔方陣の始まり—河図・洛書が語る;タングラムで遊ぶ—図形作りの楽しさ;古典「九数」の内容—算数・数学の語のルーツ;釈迦と数字—仏教語から数詞)
- 第2章 “百家争鳴”の五百年とその論理(名著『春秋』の影響—記録の価値と統計の出発;諸子百家の論調—理論構成の工夫とファジィ;戦国時代の最強武器—舌は剣より強し;パラドクスの妙—詭弁・強弁・こじつけ弁;「科挙」制の功罪—中国官僚の条件)
- 第3章 『西遊記ランド』の夢と西域地図(シルクロードの点と線—ケモノ道から“物資の道”;中国、西欧相互の交換品—「胡算」は算盤?;西安は世界のヘソ—座標の原点の考え;玄奘の著『大唐西域記』—文化の移入・伝播;敦煌と『西遊記ランド』—○○ランドとコンピュータ)
- 第4章 “三国志”の中の戦略・術数(“三国志”物語の魅力—分類・分析の考え;覇王と軍師—No.1とNo.2の論理と詭弁;神算鬼謀、権謀術数—数学界のこじつけ;占星術と『組合せ理論』—“占い”と数学の関係;オペレイションズ・リサーチ—戦勝のための数学術)
- 第5章 三千年の背景をもつ「算経」(“竹を弄ぶ”が算の古字—計算道具のいろいろ;漢代の数学レベル—「漢数字」と他民族の数字;『算経十書』と論理—唐代の偉業と後世への影響;美都“杭州”と美学—中国数学の黄金時代;終点“京都”と和算—日本独特の数学の誕生)
「BOOKデータベース」 より