王朝時代の陰陽道
著者
書誌事項
王朝時代の陰陽道
(歴史学叢書, 別冊)
名著刊行会, 2007.6
- タイトル別名
-
王朝時代の陰陽道
- タイトル読み
-
オウチョウ ジダイ ノ オンヨウドウ
大学図書館所蔵 件 / 全54件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
芸林舎 昭和51年刊の再刊
陰陽道関係文献目録(稿) / 水口幹記作成: p251-277
内容説明・目次
内容説明
本書は94年前に30歳の若さで亡くなった齋藤勵氏の卒業論文であり、陰陽道に関する最初のまとまった著書である。初版刊行以来90年以上もたつ今日、なお古典的名著として、依然として参照されるべき価値をもっている。本書はまず奈良・平安時代の陰陽道の前提として、中国隋唐の陰陽五行説に至る起源発達を述べ、次いで陰陽道の日本への伝来・受容をはじめ、陰陽寮の制度とその職掌・教育、陰陽道をになった達人たち、天文道と天文占、暦道と暦占、その他の卜占方術、陰陽道における祭祓等々を詳述、さらに災異・祥瑞思想や改元問題に及ぶ。
目次
- 第1章 漢土に於る陰陽五行説の起原発達を述べて陰陽道の本体に及ぶ
- 第2章 我国上古の思想界と陰陽道の伝来
- 第3章 陰陽寮の官制と其教育制度
- 第4章 其道の達人と伝播の一般と
- 第5章 天文道と天文占と
- 第6章 暦道と暦占と—日時方位吉凶
- 第7章 陰陽道そのものと筮式方術
- 第8章 陰陽道に於る祭祓
- 第9章 〓(さい)異と祥瑞と
- 第10章 年号の起原及改元の動機をのべて寧楽平安両朝思想の差異に及ぶ
「BOOKデータベース」 より