百物語怪談会
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百物語怪談会
(ちくま文庫, [ふ-36-5] . 文豪怪談傑作選 / 東雅夫編||ブンゴウ カイダン ケッサクセン ; 特別篇)
筑摩書房, 2007.7
- タイトル読み
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ヒャクモノガタリ カイダンカイ
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内容説明・目次
内容説明
時は明治の末。開化思想への反発と泰西心霊学の影響下に高まりゆく「怪談復興」の大波は、文壇画壇へと波及し、名だたる文人墨客を集めた百物語怪談会が、幾度となく開催されていた。本書に収録した「怪談会」は、そうした集いの熱気と霊気を如実に伝える、史上初の文豪怪談実話ドキュメンタリーである。続篇ともいうべき「怪談百物語」を併録。怪談ファン垂涎の稀覯書、待望の完全復刻が実現。
目次
- 怪談会(二面の箏/雪の透く袖/狸問答(鈴木鼓村);白い蝶(岡田三郎助);赤剥の顔/椽の下の信女(岡田八千代);頭上の響/鬼無菊/闥の響/千ヶ寺詣(北村四海);女の膝/因果/今戸狐(小山内薫) ほか)
- 怪談百物語(己が命の早使(柳田國男);夜釣の怪(池田輝方);「ああしんど」(池田蕉園);□本居士(本田親二);流潅頂(磯萍水) ほか)
- 巻末附録 不思議譚(黄雲生)
「BOOKデータベース」 より