人生の落第坊主
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人生の落第坊主
(文春文庫, [編-11-22] . ベスト・エッセイ集||ベスト エッセイシュウ ; '04年版)
文藝春秋, 2007.7
- タイトル別名
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ベストエッセイ集
- タイトル読み
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ジンセイ ノ ラクダイ ボウズ
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内容説明・目次
内容説明
才能がありながら“役に立たない頑固さ”ゆえ世に埋もれた人々へ思いを馳せる表題作(池内紀)をはじめ、2003年に各紙誌に発表された珠玉のエッセイ59篇を収録。佐藤愛子、篠田正浩、角田光代、石田衣良、三浦哲郎各氏のほか、学者、経営者、落語家、そして家庭の主婦など、文筆のプロ・アマを問わない多彩な執筆陣も魅力。
目次
- 人生の落第坊主(海のとき、都会のとき(辰濃和男);古伊賀に憑かれた男(中島誠之助);血に酔う(大西峰子);我が歎き(佐藤愛子);山口瞳は面白くてコワいぞ(嵐山光三郎);齢をとるほどに桜に近づく(赤瀬川源平);チラシ(張令學);ニューヨーカーは何を食べてる?(廣淵升彦);代々木公園の桜吹雪(遠藤順子);バイリンガルのすすめ(陳瞬臣);人類はみな麺類か?(鹿島茂);日本人と桜(中西進);浪華俗世の知恵(藤本義一);遍路道を歩いてわかったこと(細谷亮太);人生の落第坊主(池内紀))
- 神さまへの手紙(なさざる所あり(阿部達二);経歴詐称?(長田弘);いのちをみつめる(黒岩徹);歩み入る者にやすらぎを(中川忠夫);線路の果てに(比企寿美子);「どうか読み飛ばしてください」(久島茂);ふたつの異なる世界性(岩井克人);名残りとぞ見る吉野山(中野孝次);ケア、人間として人間の世話をすること(色平哲郎);銀座行、駅馬車に乗って。(大林宣彦);花吹雪考(牧野和春);脳出血に襲われて(塚本哲也);「百寺巡礼」余話(五木寛之);柩にこそケイタイを(松山巌);神さまへの手紙(村松武司))
- 父の万年筆(普段着のファミリー(阿久悠);私が知っている桜の森(篠田正浩);祖母ハンナ・オコンネルと私(島村由花);人生の転機(葛西敬之);私はおばあさん(星野博美);紀宮様のお誕生日に(山岸哲);武士の娘は「き」の字に眠る(福田はるか);アウシュヴィッツの真実(浅田孝彦);マナーの達人(熊倉功夫);にぎやかなフライパン(水木怜);桜の解毒作用(河竹登志夫);この目で観た完全試合第一号(小川九成);煮ても焼いても食えない…か(川越良明);父の万年筆(麻木久仁子))
- 犬のため息(父と子(若林ケイ);上野駅の立ち喰いそば(清原和子);デブと帝国(中西輝政);追想(平岩弓枝);足裏文化考察(角田光代);老いは贈り物(田沼靖一);お父さんのブラジャー(酒井順子);志ん朝師匠の銀座(林家正蔵);公平という事(永井敏雄);眺望の消滅と命の競争(林えり子);秋の終わりの銀座の空(石田衣良);ある夏の日に(長谷川美智子);長いつきあい(白石敏男);一期一会(渡辺允);犬のため息(三浦哲郎))
「BOOKデータベース」 より