武蔵の「五輪書」を攻略する
著者
書誌事項
武蔵の「五輪書」を攻略する
(中経の文庫)
中経出版, 2006.12
- タイトル別名
-
宮本武蔵の「五輪書」が面白いほどわかる本
- タイトル読み
-
ムサシ ノ 「 ゴリンノショ 」 オ コウリャク スル
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注記
「宮本武蔵の『五輪書』が面白いほどわかる本」(2002年刊)の改題
参考文献: p185
内容説明・目次
内容説明
戦国末期から江戸初期という激動の時代に、命を賭け、人生を賭け、ただひたすら剣の道に生きた、宮本武蔵という男がいた—。本書では、『五輪書』の真髄を伝える15の文章を厳選し、物語仕立てで紹介。よく知られた逸話の潤色や、架空のエピソードの創造により、現代的な感覚で読みとく。
目次
- 地之巻冒頭—万事において自分に師匠はない
- 死ぬるという道を嗜む事—死を覚悟しているのは武士だけではない
- 兵法の道—士卒というのは大工のようなものである
- 兵法の拍子の事—すべての職業で拍子が狂うようなことがあってはならない
- 道をおこなう法—物事の損得を理解すること
- 水之巻冒頭—書かれたことを自分のために書かれたものだと思うこと
- 兵法心持ちの事—戦いが激しいときでも心を慌てさせない
- たけくらべという事—自分の背丈の方が高くなるような気持ちで敵の懐に入ること
- 多敵のくらいの事—大切なのは一方から魚群を追い込むような心である
- くづれを知るという事—崩れた瞬間を見逃しては敵が立ち直ることもある
- うろめかすという事—敵の動揺を得て自由に勝つ
- さんかいのかわりという事—敵が山と思えば海、海と思えば山と仕掛ける
- いわをのみという事—岩尾のごとく強く大きな不動心を得る
- 奥表という事—奥儀への入口などというものはない
- 空の道—迷いの雲の晴れたところこそ真実の空と知るべき
- 『五輪書』(抜粋)原文と現代語訳
「BOOKデータベース」 より