「話して考える (シンク・トーク)」と「書いて考える (シンク・ライト)」
著者
書誌事項
「話して考える (シンク・トーク)」と「書いて考える (シンク・ライト)」
(集英社文庫, [お18-2])
集英社, 2007.6
- タイトル別名
-
「話して考える」と「書いて考える」
話して考えるシンクトークと書いて考えるシンクライト
話して考えると書いて考える
Think talk , think write
- タイトル読み
-
シンク トーク ト シンク ライト
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内容説明・目次
内容説明
人が苦しみから恢復するとはどういうことなのか。本を読むということの真の意味は。そのことで生まれる「想像力の勢い」が私たちを導く先にあるものは何なのか。現代の世界について、自らの家族について、この国の憲法について、そして未来と希望について—。ノーベル賞作家が若い人々へ向けて真摯に語った励ましに満ちた言葉たち。文庫化に際して、書き下ろしエッセイを収録した傑作講演録。
目次
- 中野重治の美しさ
- 佐多さんが「おもい」と書く時—『夏の栞—中野重治をおくる—』にそくして
- 子供の本を大人が読む、大人の本を子供と一緒に読む
- 子供らに話したことを、もう一度—エドワード・W.サイードの死の後で
- 「夢を見る人」のタイムマシン
- 語る人、看護する人
- 病気と死についての深い知識の向こうにあるもの
- 暗闇を見えるものとする—精神医学の表現者の思い
- タスマニア・ウルフは恐くない?
- あらためての「窮境」より—教育基本法、憲法のこと
- 教育基本法、憲法の「文体」—さきの講演の補註として
「BOOKデータベース」 より