名画はなぜ心を打つか
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名画はなぜ心を打つか
(講談社文庫, [せ-14-1])
講談社, 2007.7
- タイトル読み
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メイガ ワ ナゼ ココロ オ ウツカ
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内容説明・目次
内容説明
「輪郭が私から逃げていく」といったセザンヌは、毎日ミケランジェロの彫刻をデッサンしたという。そうまで苦しみながらセザンヌが表現したかったものは、近代芸術家の思想と共通する。同世代のロダンも、やはり同じ芸術の真理に到達している。画家の思想がわかると「名画」の何が見えるようになるか。
目次
- 1 絵画には画家の心が出る(それ自身で美しいもの;絵画の形式と構造;眼と物)
- 2 いかに画家は人間を表現してきたか(絵画にみる顔;自画像;美術における裸体;美人画の系譜)
- 3 絵画をよむおもしろさ(抽象と具象の接点;鏡のある空間;絵画と幻想;画家の作品と画家の思想)
- 4 真贋の狭間(真と贋;「灰色」の絵画)
- 5 絵画の何が心を打つか
「BOOKデータベース」 より