アドルノ、複製技術へのまなざし : 「知覚」のアクチュアリティ

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アドルノ、複製技術へのまなざし : 「知覚」のアクチュアリティ

竹峰義和著

青弓社, 2007.7

Other Title

Theodor W. Adorno

アドルノ複製技術へのまなざし : 知覚のアクチュアリティ

Title Transcription

アドルノ フクセイ ギジュツ エノ マナザシ : チカク ノ アクチュアリティ

Available at  / 99 libraries

Note

博士論文『「文字」としての映像 : テオドール・W・アドルノの映像メディア観の変遷』 (2007年, 東京大学) に若干の修正を加えたもの

参考文献: p365-388

Description and Table of Contents

Description

複製技術に対して徹底した批判を下したと言われるアドルノ。クリシェともいえるその一面的なアドルノ評価を、2003年に新たに公開された伝記や回想録、往復書簡から覆し、ラジオ・映画・テレビなどのなかに社会問題に対するアクチュアリティの可能性を知覚していたアドルノのまなざしを照らし出す。

Table of Contents

  • 第1章 「流行歌を叩き潰せ」
  • 第2章 物象化と救済
  • 第3章 複製技術時代のファンタスマゴリー
  • 第4章 闘う映画音楽
  • 補論1 啓蒙とプロパガンダの弁証法—一九四〇年代の社会研究所の大衆メディアとの取り組みをめぐって
  • 補論2 楽園の黄昏—戦後のアドルノ、アイスラー、ラング
  • 第5章 いかにテレビを見るか
  • 第6章 解放された映画

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