天馬、翔ける
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天馬、翔ける
(新潮文庫, あ-35-9,
新潮社, 2007.8
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天馬翔ける
- Title Transcription
-
テンマ カケル
Available at / 22 libraries
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The International University of Kagoshima Library図
上913.6//AR10004174195,
下913.6//AR10004174206 -
Library, Doshisha Women's College of Liberal Arts田
上ZSW||ア||35-9WA;0782027700,
下ZSW||ア||35-10WA;0782027719 -
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Description and Table of Contents
- Volume
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上 ISBN 9784101305196
Description
奥州に身を寄せる義経と伊豆へ流人となっていた頼朝—都より来た平家追討の令旨は、二人の源氏の運命を一転させた。黄瀬川で対面を果たし、平家打倒に力を合わせる兄弟。しかし、俘囚の王・藤原秀衡の庇護の下、天性の武勇を磨き抜いた弟と東国武士・舅の北条時政に翻弄されながら冷徹なる政略を道具とした兄には、すでに埋めがたい溝があった。源平合戦の歴史像を塗りかえた傑作。中山義秀文学賞受賞。
- Volume
-
下 ISBN 9784101305202
Description
平家に次々と勝利する義経は、後白河法皇の信任を厚くし、検非違使少尉の官職までをも得た。だが、天にまで愛されたかのようなその活躍に、鎌倉にいる兄・頼朝は人であるがゆえに嫉妬する。そして、壇ノ浦で平家が滅亡した時、朝廷に心をよせる義経と武家による政権を目指す頼朝の対立は決定的となり、兄弟相克の悲劇がはじまった。武士による天下創建の時代を描いた大河歴史絵巻。中山義秀文学賞受賞。
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