特集かざる
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特集かざる
(Aube : 比較藝術学, 第2号)
淡交社, 2007.8
- タイトル読み
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トクシュウ カザル
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内容説明・目次
内容説明
京都造形芸術大学比較藝術学研究センター編集による、美術、工芸、文学、建築といった、多様な分野を自在に比較する新しいタイプの紀要第二号。特集「かざる」では、古代アジアの装飾文様からヨーロッパの装飾思想へと広大な領域を横断し、「かざる」という様々なかたちと身振りを浮き彫りにしている。
目次
- 巻頭論文(仏教美術の中に民族思想を読み取る—仏教美術史研究の一観点;歌を描く、絵を歌う—日本における詩歌と絵画の交渉)
- 特集かざる(装飾と思想の関わり;「宝相華」という美しい名の唐草について;日本の直弧文と漢代の厚葬;高句麗古墳壁画の霊気文の様相とその伝播;「健やかなる男児」と「怪物」の誕生—イタリア・ルネサンスの出産装飾にみるイメージの「力」;かざりとかたり—ウィリアム・モリスのパターン・デザイン;マイセンの「インドの花」—柿右衛門様式が与えた影響と「奇想様式」の花のイメージの成立)
- 特別寄稿(ナチスから「頽廃芸術」を守った画商カール・ブッフホルツの生涯)
- シンポジウム 文化の伝播と変容(伝播の型—中国・韓国・日本の文人画;文化の変容を楽しむ;ディスカッション)
- 国際シンポジウム「パリ・一九二〇年代・藤田嗣治」報告
「BOOKデータベース」 より