ナラティヴとしての保育学
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ナラティヴとしての保育学
(幼児教育知の探究 / 青木久子, 磯部裕子編集, 1)
萌文書林, 2007.5
- タイトル読み
-
ナラティヴ トシテノ ホイクガク
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内容説明・目次
内容説明
保育において、語るとは何か—それは、日々生成される保育現実(アクチュアリティ)の「いま・ここ」を切り取る概念に深く関与する。本書は、従来の保育についての語りを整理し、近代科学的な知の枠組みを問い直し、保育の語りを再構築する試みである。
目次
- 第1部 子どもの物語(「保育」という営みの始まり—なぜ乳幼児までを“教育”するのか;教育思想家たちの子ども中心主義—ルソー・フレーベル・モンテッソーリの対談;世界の子育て—ところかわれば育児方法いろいろ)
- 第2部 保育の物語(「家族」と「学校」、そして「幼稚園」の誕生—システム化される子育ての始まり;保育文化の生成;これからの保育物語の生成へ)
- 第3部 物語るための保育学(自己言及する保育学啓発からナラティヴへ;保育の語りの創造—保育の「いま・ここ」を切り取る概念;保育行為の臨床哲学—ユウマくんの「いま・ここ」;保育ジャーゴンの研究 社会文脈実践家としての保育者;「学びの評価言語」試論 「保育指導案ジャーゴン」の解体)
「BOOKデータベース」 より