恐慌論 : マルクス的弁証法の経済学批判的な検証の場

書誌事項

恐慌論 : マルクス的弁証法の経済学批判的な検証の場

いいだもも著

論創社, 2007.7

タイトル別名

恐慌論 : マルクス的弁証法の経済学批判的な検証の場

タイトル読み

キョウコウロン : マルクス テキ ベンショウホウ ノ ケイザイガク ヒハンテキ ナ ケンショウ ノ バ

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内容説明・目次

内容説明

先駆者・宇野弘蔵の恐慌論を吟味しつつ、マルクス資本論体系の内在的把握を試み、シュンペーターら近代経済学の成果をも大胆に取り入れ、新たな“恐慌論”の創出をめざす世界変革の書。

目次

  • 「青年ヘーゲル派」としての最初期マルクスの世界観的出立
  • エルンスト・トーピッチュによる「上向の旅」における登攀法の不可能性の提示
  • トーピッチュによる「ドイツ観念論批判」の基本的な方法と性格
  • トーピッチュ所説に対する全面的反論—恐慌論の今日的課題に即しながら
  • ヘーゲル観念弁証法とマルクス唯物弁証法との異同—ヘーゲル思弁哲学体系における絶対弁証法の「再顛倒=再定立」問題の意義と核心
  • 初期マルクスにおける『賃労働と資本』による恐慌論アプローチの画期的意義
  • 「反動の時代」=ボナパルティズム治下での中期マルクスの理論的・実践的活動の意味
  • 中期マルクスの『経済学批判要綱』における恐慌論の不在と価値論・貨幣論・資本論の深化の逆説
  • 『剰余価値学説史』におけるはみ出しとしての恐慌論深化の『資本論』先行作業
  • 資本家社会における価値増殖運動と周期的恐慌〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82711117
  • ISBN
    • 9784846006785
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xxi, 1487p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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