豚肉が消える : 差額関税が日本の食卓を破壊する
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豚肉が消える : 差額関税が日本の食卓を破壊する
ビジネス社, 2007.7
- タイトル読み
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ブタニク ガ キエル : サガク カンゼイ ガ ニホン ノ ショクタク オ ハカイ スル
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注記
監修: 高橋寛
内容説明・目次
内容説明
牛のBSEや鶏インフルエンザ等、日本の食肉問題は危機に直面している。一方で豚肉は、特殊で複雑な輸入制度である差額関税制度(輸入価格の低いときは基準輸入価格に満たない部分を関税として徴収し、価格が高いときには低率な従価税を適用)に縛られている。このままこの制度が続けば、国内の養豚業界、食肉業界、加工メーカーは構造不況に陥ってしまうだろう。現に、中小メーカーの淘汰は時間の問題だ。本書でこの差額関税制度の問題点をわかりやすく指摘。制度の廃止を訴える。
目次
- 第1章 豚肉を取り巻く環境(日本人が最も多く消費する食肉は豚肉だ;豚肉の魅力は手頃な価格と料理の幅広さ ほか)
- 第2章 差額関税制度とはなにか(なぜハム・ソーセージが実質値上げされたのか;差額関税制度のために安い豚肉が輸入できない ほか)
- 第3章 差額関税制度の問題点(農林水産省『豚肉の差額関税制度について』への批判;差額関税制度下でのセーフガードの発動の問題点 ほか)
- 第4章 差額関税制度の廃止を(差額関税制度に対し輸入業者はどう対処してきたか;差額関税制度に代わる従価税と従量税の導入 ほか)
- 第5章 だから、私は差額関税制度に反対する(差額関税制度は誰の役にも立っていない;論文「我が国の豚肉流通の基本的考察」 ほか)
「BOOKデータベース」 より