羽生 : 「最善手」を見つけ出す思考法
著者
書誌事項
羽生 : 「最善手」を見つけ出す思考法
(知恵の森文庫)
光文社, 2007.6
- タイトル別名
-
羽生 : 最善手を見つけ出す思考法
- タイトル読み
-
ハブ : サイゼンシュ オ ミツケダス シコウホウ
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注記
「羽生」(1997年/朝日出版社)の文庫化
内容説明・目次
内容説明
本書は「将棋の本」ではない。著者は、棋士・羽生善治のインタビュー、自戦記などを丁寧に読み解き、彼の思考の「核」に迫っていく。羽生の将棋観のキーワードである「最善手」を軸にして思考プロセスを辿り、将棋が分からない読者でも「人が考える」という行為の本質的な面白さに到る、芥川賞作家の画期的「羽生」論かつ「思考」論。
目次
- 第1章 棋士と個性—棋風を超えるものは何か
- 第2章 最善手—羽生は“最善手”の概念を逆転させた
- 第3章 対局中の心理—対局中羽生は何と闘っているのか
- 第4章 読むこと—読みは盤上の意味の形成である
- 第5章 局面の複雑化—“将棋の結論”への指し方とは
- 第6章 コンピュータ観—21世紀の“人間に残された将棋”とは
「BOOKデータベース」 より