書誌事項

官能小説の奥義

永田守弘著

(集英社新書, 0410F)

集英社, 2007.9

タイトル読み

カンノウ ショウセツ ノ オウギ

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内容説明・目次

内容説明

官能小説とは、一体何なのか。世には渡辺淳一の『失楽園』や『愛の流刑地』があり、高橋源一郎にはそのものズバリの『官能小説家』という作品がある。また、平野啓一郎の『高瀬川』や重松清の『愛妻日記』は十分に濃厚なエロスに満ちている。しかし彼らの作品を、官能小説とは呼ばない。官能小説とは、読者の淫心をひたすら刺激するために、官能小説家たちが独自の官能表現を磨き、競い合ってきたものである。その精魂傾けた足跡をたどり、日本語の豊饒の世界を堪能する。

目次

  • 序章 官能小説の文体の歴史
  • 第1章 性器描写の工夫
  • 第2章 性交描写の方法
  • 第3章 フェティシズムの分類
  • 第4章 ストーリー展開の技術
  • 第5章 官能小説の書き方十か条

「BOOKデータベース」 より

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