顔のない男 : 東ドイツ最強スパイの栄光と挫折
著者
書誌事項
顔のない男 : 東ドイツ最強スパイの栄光と挫折
新潮社, 2007.8
- タイトル別名
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Der Aufstieg und Fall des ostdeutschen Meisterspions
Der Mann ohne Gesicht
- タイトル読み
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カオ ノ ナイ オトコ : ヒガシドイツ サイキョウ スパイ ノ エイコウ ト ザセツ
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注記
参考文献: p212-213
マルクス・ヴォルフ関連年表: p215-219
内容説明・目次
内容説明
愛人をあてがい、最高機密を盗め。マスコミを煽動し、西側の首脳を失脚させろ。秘密の扉に閉ざされたインテリジェンス世界の掟が明らかにされる。「顔のない男」と呼ばれたスパイマスターが公判で述べた「検察は、政治的な報復に司法の衣を着せて、まともな行為に見せかけようとしているにすぎない。私は、自分の国を裏切ってはいない」という国家にすべてを捧げたが故に国家に断罪された男の叫び。
目次
- 第1章 世界を震撼させたスパイ・マスター
- 第2章 社会主義防衛の使命感に燃えて
- 第3章 東西ドイツ・スパイ戦の実態
- 第4章 ヴォルフの仮面を剥いだ二重スパイ
- 第5章 偽情報で敵を撹乱せよ!HVA情報工作部隊
- 第6章 ドイツ統一とスパイたちの黄昏
- 第7章 シュタージ文書をめぐる攻防戦
- 第8章 ヴォルフのインテリジェンス哲学
- 第9章 無数の顔を持つ男・ヴォルフの敗北
- 第10章 ヴォルフの挫折に何を学ぶか
「BOOKデータベース」 より