マリア・カラス
著者
書誌事項
マリア・カラス
(叢書・20世紀の芸術と文学)
アルファベータ, 2007.9
- : 新装版
- タイトル別名
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Maria Callas
マリアカラス
- タイトル読み
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マリア カラス
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注記
原著第2版の翻訳
ディスコグラフィ: p384-389
参考文献: p390-393
内容説明・目次
内容説明
マリア・カラスについての最も詳しく、最も信頼性の高い評伝。著者は記述の中心を、もはや検証のしようのない、数々のゴシップとスキャンダルに彩られたカラスの私生活にではなく、歌・舞台・芸術性に置く。一次資料を丹念にあたり、カラスの生涯を記述し、それぞれの舞台とレコードの同時代の評価がどのようなものだったかをつきとめる。その一方で、スタジオ録音、ライブ録音を問わず、すべてのレコードを丹念に聴くことで、カラスの芸術の本質を解き明かしていく。伝記部分とカラス論・オペラ論とが見事に融合した画期的労作。
目次
- マリアとメガイラ または象徴的人物としてのカラス
- 唯一無二の存在
- 表現のパラドックス あるいは美しい声と醜悪な声
- マリア・カラスと一九五〇年代のオペラ界
- 修業時代
- 遍歴時代
- スカラ座の女王
- 名声への没落
- 故郷をもたないプリマドンナ
- カラスとその後の歌い手たち
- 歌いおさめ
- プリマドンナ、芸術家、女性
- 想像力のための歌唱
「BOOKデータベース」 より