ロシア・マルクス主義と自由

書誌事項

ロシア・マルクス主義と自由

渋谷要著

(廣松哲学と主権の現象学, 2)

社会評論社, 2007.8

タイトル別名

前衛の蹉跌 : 不自由について

ロシアマルクス主義と自由

タイトル読み

ロシア マルクス シュギ ト ジユウ

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注記

「前衛の蹉跌 : 不自由について」 (実践社 2000年10月刊) をあらためて再執筆して作成した新版

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

『構成的権力』において近代資本主義国家の革命的“切断”を論じたネグリに学びつつ、エコロジーと廣松社会哲学、マルクス経済学、現代物理学の諸成果を論述の手段として、近代資本主義国家を超えようとしたロシア・マルクス主義の破産を思想史的に再審する。

目次

  • 0 ネグリの創造性と革命ロシア問題—「構成的権力」概念とマルチチュードの意味について
  • 1 スターリン主義の生産力概念と人間生態系の思想
  • 2 革命ロシアのアルケオロジー—官僚制計画経済の破産
  • 3 法則実在論と前衛の独言—党独裁論のルーツとアポリア
  • 4 共同体論とスターリン主義—単線的発展史観とアジア的問題
  • 5 民族問題とスターリン主義—実体主義的な民族概念への批判
  • 6 廣松哲学とエンゲルス主義—ヘーゲルの神学的決定論とエンゲルスの法則実在論
  • 7 レーニンの「絶対的真理」論とその教条化—「物質の神学」としてのスターリニズム哲学

「BOOKデータベース」 より

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