芸術がいま地球にできること : 平山郁夫対談集
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芸術がいま地球にできること : 平山郁夫対談集
芸術新聞社, 2007.9
- タイトル読み
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ゲイジュツ ガ イマ チキュウ ニ デキル コト : ヒラヤマ イクオ タイダンシュウ
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注記
その他の述者: ドナルド・キーン, 宮崎緑, 梅原猛ほか
内容説明・目次
内容説明
被爆体験から立ち上がり、文化による平和を旗印に世界を奔走する日本画家・平山郁夫。シルクロード、中国、北朝鮮…と、その行動力は、外交官を顔色なからしめるほど。武力によって世界は平和にはならない。終末的な文明衝突を避けるために、日本が芸術と文化によって、世界に対して未来に向けて何ができるか。著名文化人18人との対論から、行動の芸術家の素顔と思想が明らかになる。
目次
- 第1章 日本画家の道(vs阿川佐和子—戦争中、死を覚悟して絵を残そうと思いました;vs渡辺淳一—「八〇パーセントの才と八〇パーセントの努力」が芸術を生む;vs村上三島—一本の線にも人間性が出る、だから全人格で描く;vs深田祐介—日本画だからシルクロードのソウゲンや砂漠が描ける)
- 第2章 仏教伝来とシルクロード(vs司馬遼太郎—敦煌で法隆寺の壁画に出会いました;vs小宮悦子—地球規模でものを見て、日本のオリジナルを持つ;vsドナルド・キーン—仏教文化はアジアあけではありません)
- 第3章 日本文化の源流(vs梅原猛—日本人は一枚の木の葉に宇宙を観じ、美を感ずる;vs加藤周一—東洋が「分母」、日本はその「分子」です;vs江崎玲於奈—模倣の世紀に決別しよう;vs河合隼雄—砂漠の風景に何を見たかといえば、やはり「日本」でした)
- 第4章 国際社会と日本(vs宮崎緑—本当の国際交流とはエクスチェンジが必要なんです;vs三笠宮崇仁—日本はいつも国際情勢で変わってきた;vs小和田恒—新しい国際秩序に向けて日本は何ができるか;vs木村尚三郎—自分のことしか考えていない国はつぶれます)
- 第5章 東アジアの未来(vs余秋雨—文化芸術は、政治を乗り越えることができます;vs王毅—まずお互いに行ってみることが第一歩;vs王敏—千五百年の歴史を学びあい、心して平和を築こう)
「BOOKデータベース」 より