「まずい!!」学 : 組織はこうしてウソをつく
著者
書誌事項
「まずい!!」学 : 組織はこうしてウソをつく
(祥伝社新書, 079)
祥伝社, 2007.8
- タイトル別名
-
組織行動の「まずい!!」学
- タイトル読み
-
マズイ ガク : ソシキ ワ コウシテ ウソ オ ツク
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注記
文献あり
「組織行動の『まずい!!』学」の続編
内容説明・目次
内容説明
前作『組織行動の「まずい!!」学—どうして失敗が繰り返されるのか』は、大変な評判を呼んだ。ほんのささいなことの見逃しから重大な事故にいたったケース。ベテランこそ起こすミス、危険な成果主義オンリー、集団が招くエラーなど、実例を踏まえた分析と検証が多くのビジネスマンや経営者、現場の人々、医療関係者に衝撃を与えた。あれから1年、性懲りもなくまたおそまつな事件や事故が頻発した。今回は、そのなかでも典型的な実例を取り上げた。パロマ湯沸かし器事故、ふじみ野市プール事故、あるある大事典2、社会保険庁不正処理、みずほ銀行システム障害など、なぜ起きて、どうしたら防げるのかをまた徹底的に追求する。
目次
- 第1章 リスクから目を背ける人々(責任者は何処に—パロマ湯沸器事故・その一;同族企業が直面する「三代目の危機」—パロマ湯沸器事故・その二;無責任の連鎖—ふじみ野市プール事故;取引関係を左右する交渉力—「あるある2」番組捏造自己・その一;階層意識が生んだ、無関心というカーテン—「あるある2」番組捏造事件・その二)
- 第2章 虚構の輪舞曲(嘘を生み出す構図・その一—沖縄集団自決事件;嘘を生み出す構図・その二—ES細胞捏造事件;現場から乖離した危機管理—災害医療の実態)
- 第3章 ジョーカーはそこにある(民間化の誤算—社会保険庁不正処理事件;日本を滅ぼした“禁じ手”—統帥権干犯問題;「帳尻合わせ」は失敗のもと—留学生の不法滞在を引き起こした入国管理政策)
- 第4章 リスクと共生するために(どうやって社員に理念を伝えるか—本願寺教団を作り上げた蓮如の「武器」;迷走するシステム開発・その一—みずほ銀行のシステム障害;迷走するシステム開発・その二—失敗する担当者の典型例;嫌われ者になる覚悟はありますか—リスク管理と「やかまし屋」の復活)
「BOOKデータベース」 より