探偵小説の論理学 : ラッセル論理学とクイーン、笠井潔、西尾維新の探偵小説
著者
書誌事項
探偵小説の論理学 : ラッセル論理学とクイーン、笠井潔、西尾維新の探偵小説
南雲堂, 2007.9
- タイトル別名
-
探偵小説の論理学 : ラッセル論理学とクイーン笠井潔西尾維新の探偵小説
- タイトル読み
-
タンテイ ショウセツ ノ ロンリガク : ラッセル ロンリガク ト クイーン カサイ キヨシ ニシオ イシン ノ タンテイ ショウセツ
大学図書館所蔵 全110件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
引用・参考文献: p275-281
内容説明・目次
内容説明
探偵小説における論理とは何か?不可解な謎に対する筋の通った合理的な説明が与えられたとき、「論理的」であると探偵小説読者は感じる。しかし、ここでいう「論理」とは論理学でいう「論理」のみならず、別の要素が介在している。探偵小説における「論理」を捉えるためには、遡って論理学の「論理」を捉え返す必要がある。ラッセル論理学に基づき、エラリー・クイーンなどの探偵小説における論理を論考する。新しい時代のミステリとコードの変容の係わりを考察し、新しい時代への対応法を大胆に提言する。
目次
- 第1部 現代論理学の形成と動向—ラッセルの論理哲学を中心として(ロゴスから論理へ;フレーゲとラッセルの論理学的革新;ラッセルの記述理論の意義 ほか)
- 第2部 探偵小説の論理と公理(ホームズ物語と「モルグ街」の論理;詭弁論理とチェスタトンの逆説論理;ヴァン・ダインによる探偵小説二十則 ほか)
- 第3部 ロゴスコードの変容と論理物語の新潮流(パウル・ティリヒの別の箱—新時代の物語受容の変化についての一考察の試み;ロゴスコードの変質と現代の探偵小説;モナドロギーからの西尾維新へのアプローチ ほか)
「BOOKデータベース」 より