私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。
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私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。
(講談社文庫, [し-82-1])
講談社, 2007.10
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私はなぜ逮捕されそこで何を見たか
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ワタシ ワ ナゼ タイホ サレ ソコ デ ナニ オ ミタカ
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Description and Table of Contents
Description
国際的に有名な地震学者が、「業務上横領」で告訴され、二〇〇六年二月一日「詐欺」容疑で逮捕。七月二一日保釈。本書は、この不可解な逮捕劇を描いた本ではない。一七一日間という長期の拘束期間、科学者は何を経験したのか。逮捕・勾留されると「どうなるか」を科学者の目で解析する。
Table of Contents
- 突然の家宅捜索劇
- 自家用車の中まで捜索
- 突然の逮捕劇
- 弁解録取書
- 札幌への護送劇
- 拘置所の「入所儀礼」
- 独房へ
- 独房は三畳
- 自殺をもっとも恐れる拘置所当局
- 船のキャビンよりマシ
- 独房の構造
- 最初の日
- 取調室
- 調書
- 勾留質問手続
- 取り調べ
- 拘置所の一日
- 拘置所の「マスト」と「ノット」
- 接見禁止
- 攻撃的になる検事
- さらに挑発する検事
- 保釈申請・却下・準抗告
- 初公判はいつ?
- 拘置所パラダイス
- 食事もパラダイス
- 記憶に残った食事
- 官本
- 私本
- 拘置所で何をするにも必要なもの、願箋
- 私物を引き取ってもらうにも願箋
- ノートには検閲がある
- 拘置所の不思議な掟
- 風呂
- ラジオは毎日七〜十二時間
- ラジオ・外界への小さな窓
- 気にしてもしょうがないが
- 訃報が気になる
- 歳時も気になる
- 看守の権力、看守の人間
- 運動
- 初出廷の朝
- 初出廷
- 大法廷
- 接見禁止の延長通知
- 公判、その後
- 一〇〇日、そして一五日
- 延びた公判
- 保釈
- 保釈とは
- 保釈後の裁判
- 判決
- 執行猶予とは
- 告訴から裁判まで
- 控訴断念
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