記憶する水
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記憶する水
思潮社, 2007.5
- タイトル読み
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キオク スル ミズ
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内容説明・目次
内容説明
「水は記憶する能力がある」という。うまれたばかりの「わたし」を湯あみさせていた盥の水。両岸に栄える大都市や水死人の姿を記憶する大河の水。涙と知らずワイパーを作動させた映画のワンシーンを思いださせるちいさな雨。水、火、土…世界のすべてを感受する瑞々しい感性をそのままに、彼岸のかなたまでを見はるかす待望の新詩集。
目次
- 1(遠く来て;記憶する水;ときどき自分が…;欠落;真夏の木;ワイパー;担語三兄弟;この足のうら)
- 2(風;はげしく生きてきた者だけが…;あんかおろして;良寛 組曲)
- 3(立冬;初島にて;草シネマ;砂;骨;ちょん、ちょん、と小鳥が…;暗誦;草に坐って)
「BOOKデータベース」 より