風の記憶 : ヒマラヤの谷に生きる人々

書誌事項

風の記憶 : ヒマラヤの谷に生きる人々

貞兼綾子著

春秋社, 2007.9

タイトル別名

風の記憶ヒマラヤの谷に生きる人々

タイトル読み

カゼ ノ キオク : ヒマラヤ ノ タニ ニ イキル ヒトビト

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内容説明・目次

内容説明

チベット高原の南西部を東西に弓なりに縁取るヒマラヤの山脈、その山襞一枚一枚に大小さまざまな谷があり、それぞれの谷に固有の生活習慣や言語をもつ人びとの暮らしがある。さらにヒマラヤの最も奥深いところには、わずかな森林と植生の限界を示す草地、そして大部分を占める岩と氷の世界が広がっている。…ヒマラヤ史の中でも、その白き峰々に最も近い場所に暮らす人びとについてはほとんど語られることがなかった。この人びとに出会い、その人びとが醸成する精神空間にまで分け入った旅。

目次

  • 序章 空駆けるヒーローたち(パドマサンバヴァ;ミラレーパ)
  • 第1章 大河の源流域をめざして(ワルンの旅から始まった;カンチェンヅーガ山系をめぐる言い伝え;シャルパブック)
  • 第2章 豊饒の谷(秘密の谷「ナムゴダカム」;同時代の仏教者たち;ゲニェン・レールはわしの声を聞き分ける)
  • 第3章 高原台地へ(左繞の巡礼者;ドルポの祝祭;西チベットとポン教)
  • 第4章 カルナリ河に沿って(ムグムへの道;ニュアンタンの谷で;カーサ王国)

「BOOKデータベース」 より

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