スポーツする身体とジェンダー
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スポーツする身体とジェンダー
(青弓社ライブラリー, 50)
青弓社, 2007.10
- タイトル読み
-
スポーツ スル シンタイ ト ジェンダー
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内容説明・目次
内容説明
男女が別々に競技する現代スポーツに対して、「男女別競技を撤廃しよう」「男女の身体能力差を考慮すべきだ」などの多様な意見がある。現在の男女別競技は、どのように「常識」になっていったのだろうか。近代日本におけるスポーツ受容、女子選手への批判、遊技教育の諸相から、戦後の「東洋の魔女」、プロ野球、生涯学習としてのスポーツまでの歴史的な事例を丹念に辿り、従来の議論が見落としていた「身体感覚」という視点から私たちが身体とジェンダーをどのように捉えてきたのかを浮き彫りにする。それをもとに、「規範としてのジェンダー」という視角から、優劣や役割にとらわれないジェンダーの可能性を提言する。
目次
- 第1章 ジェンダーという問題系
- 第2章 規範としてのジェンダー
- 第3章 明治から大正期のスポーツとジェンダー
- 第4章 第二次世界大戦後から一九七〇年代のスポーツとジェンダー
- 第5章 現在のスポーツとジェンダー
- 第6章 スポーツにみる優劣を超えたジェンダーの可能性
「BOOKデータベース」 より