ミステリと東京
著者
書誌事項
ミステリと東京
平凡社, 2007.11
- タイトル別名
-
Mystery novels and Tokyo
- タイトル読み
-
ミステリ ト トウキョウ
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注記
「東京人」 (1999年5月号-2000年9月号、2005年1月号-2006年6月号) 連載「ミステリと東京」をもとに加筆・再構成したもの
内容説明・目次
内容説明
久生十蘭、中井英夫、松本清張から、島田荘司、宮部みゆき、恩田陸まで、東京を舞台とした多彩な人気ミステリ小説を糸口に、巨大な犯罪都市・「東京」を鮮やかに読み解く—。
目次
- 島田荘司1『火刑都市』—幻の都、「東京」への郷愁を描く
- 島田荘司2『化石の街』『ギリシャの犬』『踊る手なが猿』—図形化された都市
- バリー・アイスラー『雨の牙』『雨の影』—東京散策者としての殺し屋
- 宮部みゆき『理由』『東京下町殺人暮色』ほか—宮部みゆきと下町風景
- 戸川昌子『猟人日記』—心は寂しき都市の猟人
- 佐々木譲『新宿のありふれた夜』—新宿からの脱出 自由への遠い旅
- 桐野夏生1『水の眠り 灰の夢』—「下町の悲しみ」と犯罪 「草加次郎事件」を追う
- 桐野夏生2『OUT』『顔に降りかかる雨』『天使に見捨てられた夜』—西の新興住宅地と歌舞伎町
- 広瀬正『マイナス・ゼロ』—タイムマシンに乗って昭和七年の東京へ
- 大沢在昌『新宿鮫』シリーズ、『野獣駆けろ』『雪蛍』—歌舞伎町の奥へ、六本木の夜へ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より