セイラー教授の行動経済学入門
著者
書誌事項
セイラー教授の行動経済学入門
ダイヤモンド社, 2007.10
- タイトル別名
-
市場と感情の経済学
The winner's curse : paradoxes and anomalies of economic life
行動経済学入門 : セイラー教授の
- タイトル読み
-
セイラー キョウジュ ノ コウドウ ケイザイガク ニュウモン
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注記
「市場と感情の経済学」 (1998年刊) の改題新版
内容説明・目次
内容説明
伝統的な経済学が前提とする、「自己利益の最大化」のために「最も合理的な」選択をするという人間行動の原則は、現実を反映したものとはいえない。本書では、経済理論では説明のつかない身近な市場の矛盾や、例外とする経済現象にスポットを当て、心理学と融合した新しい経済学のアプローチを示す。
目次
- 経済理論と「例外」—合理的行動モデルはどこまで正しいか
- 協調戦略—人はいつどんな理由から協力するようになるか
- 最終提案ゲーム—「不公平なら断ってしまえ」という意思
- 産業間賃金格差—同じ職種なのになぜ給料に差が出るのか
- オークション—勝者は「敗者」となる呪いをかけられている
- 損失回避—手放すものは得るものより価値がある
- 選好の逆転現象—選好の順位付けはプロセスのなかで構築される
- 期間選択—金利と割引率についての損得勘定
- 心理会計—貯蓄と消費は人間的に行われる
- ギャンブル市場—競馬と宝クジにみる「市場の効率性と合理性」
- 株式予測(1)—株式市場のカレンダー効果
- 株式世族(2)—株価は平均値に回帰する
- 投資家感情仮説—クローズド・エンド型ファンドの不思議
- 外国為替市場—金利差と為替レートの謎
「BOOKデータベース」 より