水平記 : 松本治一郎と部落解放運動の一〇〇年
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書誌事項
水平記 : 松本治一郎と部落解放運動の一〇〇年
(新潮文庫, た-67-3,
新潮社, 2007.11
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
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Suiheiki
水平記 : 松本治一郎と部落解放運動の一〇〇年
- タイトル読み
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スイヘイキ : マツモト ジイチロウ ト ブラク カイホウ ウンドウ ノ ヒャクネン
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主要参考文献: 下p438-444
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101304335
内容説明
松本治一郎。明治20年福岡に生れ、昭和41年没す。大衆の手による差別撤廃を掲げた全国水平社を率い、戦後は初代参議院副議長、部落解放同盟委員長を歴任。イデオロギーに流されず、人間の尊厳を見据えた“あらまほしき日本人”—。人権史に屹立する「部落解放の父」の生涯を、新資料も駆使して現代に甦らせる画期的評伝。上巻は「徳川家達暗殺陰謀事件」など昭和初期までを収める。
目次
- 第1章 部落の子
- 第2章 新たな地平
- 第3章 水平社誕生
- 第4章 錦旗革命
- 第5章 入獄
- 第6章 軍隊との闘争
- 第7章 天皇直訴
- 第8章 請願行進千二百キロ
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101304342
内容説明
泥沼化する日中戦争、大東亜戦争勃発。体制への迎合を拒んだ治一郎は、水平社を消滅させるという苦肉の策を選んだ。そして、終戦。“世界水平”を求める新たな闘いは、周恩来、ネルー・インド首相らとともに構想したアジア連帯ビジョンへと発展し、後の日本外交にも確かな指針を与えている。「生き抜け、その日のために」(磯本恒信への手紙)—差別撤廃を求めて闘いぬいた男の壮絶な姿。
目次
- 第9章 死するは本望
- 第10章 策謀者たち
- 第11章 戦時下を生きる
- 第12章 訣別
- 第13章 九州共和国
- 第14章 拝謁拒否
- 第15章 世界水平への旅
- 第16章 井戸を掘る
- 第17章 五禁の人
「BOOKデータベース」 より