言葉の海へ
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言葉の海へ
(MC新書, 021)
洋泉社, 2007.10
- タイトル読み
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コトバ ノ ウミ エ
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注記
新潮社 1978年刊の再刊
参考文献: p307-310
内容説明・目次
内容説明
英語のウェブスター、仏語のリトレに比肩する辞書をこの国につくる!17年間ほとんど独力でわが国初の近代国語辞書を生み出した大槻文彦は、単に辞書づくりの職人とか学者であるところから、はるかに遠くにいた。国語の統一こそが独立の標識と考える、言葉の真の意味でのナショナリストと呼ぶにふさわしい存在であった。彼の最大関心は、国の独立、国の盛衰、国の道徳にこそあったのだ。その使命に燃え、妻に先立たれ、子を失いながらも17年を費やし、遂に『言海』を完成させた大槻文彦の生涯を激動の時代に重ね合わせ感動的に描き出す構えの大きいノンフィクション。
目次
- 第1章 芝紅葉館明治二十四年初夏
- 第2章 洋学の血
- 第3章 父祖の地
- 第4章 戊辰の父と子
- 第5章 遂げずばやまじ
- 第6章 盤根錯節
「BOOKデータベース」 より