ひとたびはポプラに臥す

書誌事項

ひとたびはポプラに臥す

宮本輝 [著]

(講談社文庫, [み-16-11]-[み-16-16])

講談社, 2002

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タイトル読み

ヒトタビ ワ ポプラ ニ フス

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784062732611

内容説明

当代随一の作家・宮本輝が二十年来の夢を賭け、中国・西安からパキスタンのイスラマバードまで、6700キロの酷暑と砂漠の旅の第一歩を踏みだした。殺伐とした日本を脱け出し、文明と民族の十字路シルクロードで、作家は何を見て、何を感じたのか。豊富な写真とともに辿る感動の紀行エッセイ、スタート。

目次

  • 旅の始まりに
  • 第1章 少年よ、歩きだせ
  • 第2章 麦の道
  • 第3章 麻雀を考えついた国
  • 第4章 ターパンツィー
巻冊次

2 ISBN 9784062732628

内容説明

行けども行けども灼熱の砂漠はつづく。蜃気楼と竜巻のなか、旅の一行は仏教文化の中心都市・敦煌を経て、ついに天山山脈の見えるところへやってきた。ぼう大な雪解け水で民を潤わせ、またそれによる洪水で一夜にして一国を消失させること数限りない峰々。著者はこの厳酷の地に生きた人々の人生に想いを馳せる。

目次

  • 旅の軌跡—1〜4章まで
  • 第5章 風の底
  • 第6章 星星峡への憧れ
  • 第7章 天道、是か非か
巻冊次

3 ISBN 9784062732635

内容説明

暑く、乾いていて、砂まみれ。風土だけでなく、体までもだ。新疆ウイグル自治区・トルファンは、多様な歴史と文化が混交し異域の色彩に満ちている。彼の地を抜け、天山南路をひた走る旅は西安から3550キロを経てクチャに辿り着く。かつて高徳の名僧たちが訪れた古城に佇み、著者は自らの使命を思う。

目次

  • 旅の軌跡—1〜7章
  • 第8章 あなたんは、わたしんのん、いのちんいんいんいん。
  • 第9章 天山南路
  • 第10章 時を超える音
巻冊次

4 ISBN 9784062732642

内容説明

死とは、いかなるものなのか—。著者は思う。私はなんのために人間として生まれてきたのか。私たちはどこにいようと、死をポケットに入れている。宿願の地・クチャからカシュガルを経てヤルカンドへ。虚しさと荒涼とした寂寥が募り、胸に去来するのは生きることの意味ばかり。答えを捜し旅はまだつづく。

目次

  • 第11章 河を渡って木立の中へ
  • 第12章 死をポケットに入れて
  • 第13章 生の学理的強奪
巻冊次

5 ISBN 9784062732659

内容説明

砂のうねりは、荒海の波のようだった。自らが印した足跡を振り返り、思うのは父母のこと。足跡は自分自身であった。生きて帰らざる海・タクラマカンの静寂なる砂上に生の軌跡を重ね、旅は灼熱のゴビ灘から白峰のカラコルムへ。標高五〇〇〇メートルのクンジュラーブ峠を越え、いよいよポプラ並木が始まった。

目次

  • 第14章 生きて帰らざる海
  • 第15章 群れからはぐれて
  • 第16章 遠くの雪崩
巻冊次

6 ISBN 9784062732666

内容説明

人は何を幸福と感じて生きるのか、死とは何か…。世界最後の桃源郷・フンザの静謐な夜空に生と死を思い、インダスの銀河に亡き父の面影を映す。六七〇〇キロの酷暑と砂漠の旅は、ついに終着の地ガンダーラへと辿りついた。熱砂の大地に原点を刻み、著者の新たな出発を告げる「人生の紀行」、感動の完結。

目次

  • 第17章 星と花園
  • 第18章 インダスという名の銀河
  • 最終章 火を踏みしめる少年

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA83794721
  • ISBN
    • 4062732610
    • 4062732629
    • 4062732637
    • 4062732645
    • 4062732653
    • 4062732661
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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