看守眼
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看守眼
(Joy novels)
実業之日本社, 2007.7
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カンシュガン
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Contents of Works
- 看守眼
- 自伝
- 口癖
- 午前五時の侵入者
- 静かな家
- 秘書課の男
Description and Table of Contents
Description
刑事を夢見て看守台に座り続けた男、最後の「看守眼」—。R県警の機関誌を担当する事務職員・山名悦子は、定年退職者全員による回想手記の特集を編集中に、ひとり分だけ原稿が足りないことに気付く。二十九年間、留置場の看守として警察人生を歩んできたF署の近藤宮男が原稿を寄越していないらしい。催促のため、悦子は近藤の自宅に向うが、「捜査」で外出しているという。「穴蔵刑事が穴蔵から出てきちゃった」と近藤の妻は笑うのだが…表題作ほか、「人生の瞬間」を緊迫の筆致で描く、六編の人間ドラマ。
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