秩父コミューン伝説
著者
書誌事項
秩父コミューン伝説
(松本健一伝説シリーズ, 4)
辺境社 , 勁草書房 (発売), 2007.10
増補・新版
- タイトル読み
-
チチブ コミューン デンセツ
大学図書館所蔵 件 / 全36件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
秩父困民党の闘いにかんするさまざまな資料や、既存の作品などを手がかりにして、この叛乱事件が、日本の近代化という「歴史」の袋小路で起きた事件であったことを立証する。また、困民党に参加した民衆の情念と、この地方の「落ち着いた暗さ」の風土とのかかわりをもとらえ、民衆史の原点・秩父事件の全貌を解き明かす。
目次
- 1 秩父コミューン伝説(二つの象徴;沈黙の中の声;忘却と抵抗;幻影の革命;草むらの道)
- 2 「秩父コミューン伝説」まで(幻想としての峠;幻視のコミューン—新井周三郎覚え書;東洋社会党と秩父困民党—明治の社会党をめぐって;暴徒と英雄と—伊奈野文次郎覚え書;千本松吉兵衛のまぼろし)
「BOOKデータベース」 より