Bibliographic Information

落語の年輪

暉峻康隆著

(河出文庫, て5-1-2)

河出書房新社, 2007.11-

  • 江戸・明治篇
  • 大正・昭和・資料篇

Title Transcription

ラクゴ ノ ネンリン

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Note

大正・昭和・資料篇: 舌耕文芸年譜考証p135-346

江戸・明治篇はて5-1, 大正・昭和・資料篇はて5-2

Description and Table of Contents

Volume

江戸・明治篇 ISBN 9784309408774

Description

その起源は戦国時代にまでさかのぼる「舌耕芸」落語の歴史を、詳細な調査と、落語家たちへの限りない共感をもって描き出した本格的落語通史の前編。この「江戸・明治篇」では、落語の原点「咄」の誕生から、御伽衆の活躍、寄席の成立、三遊亭圓朝の登場、明治の上方落語の盛衰までを描く。詳細な資料研究と落語家たちの生きた声の取材をもとにして綴る、画期的な落語通史の前編。

Table of Contents

  • 序章 落語名義考(咄と噺と話;咄から落語へ)
  • 1章 近世前期の咄—御伽衆から職業的咄家の時代へ(落語の原点;仕方咄の成立;辻咄と座敷咄のはじまり;浮世草子と落し咄)
  • 2章 近世後期の咄—寄席咄の全盛時代(上方の会咄;江戸の会咄;寄席咄時代のはじまり;江戸戯作と落語)
  • 3章 明治の東京落語—名人円朝の登場(三題咄の流行;三遊派の形成;柳派その他の動静;落語会のアプレ・ゲール;東京落語の再出発;明治の大衆文学)
  • 4章 明治の上方落語—分裂から凋落へ(桂派の台頭と分裂;桂派と浪花三友派の競合;落日をまねく“反対派”)
Volume

大正・昭和・資料篇 ISBN 9784309408781

Description

大正から昭和、落語が時代に翻弄された歴史をたどる、落語通史の後編。「江戸・明治篇」に続き、震災・戦災での受難と衰退、そして昭和の黄金時代、上方落語の復活までを描く。落語史の貴重資料、著者渾身の「舌耕文芸年譜考証」所載。

Table of Contents

  • 1章 大正落語戦国史—咄家の離合集散(寄席演芸株式会社と睦会;群雄きそいたつ;上方落語の灯は消えて;大正大震災前後)
  • 2章 昭和の東西落語界—新旧協会の競合(芸術協会の成立;二つの流れ;ラジオ騒動)
  • 3章 戦中・戦後の東西落語界—東西落語の再編成(“はなし塚”由来;戦雲晴れて;孤塁を守った楽語荘同人;陽はまたのぼる)
  • 舌耕文芸年譜考証

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Details

  • NCID
    BA84050005
  • ISBN
    • 9784309408774
    • 9784309408781
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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